車の稼働率を上げるには(やってみた)
前回、レジアスエースBタイプの車に、車椅子とストレッチャーが同時に乗せて車の稼働率を上げる考察をしました。
暑さもひと段落した9月ごろから、いろいろとやってみました。
まず、椅子を外せるか?
基本、一人で外せなければ意味がありません。手持ちの工具で何とかできるのが前提です。
ですが、いきなりつまずきました。
なんと言うナットなのですか? 手持ちのレンチが入らず、なめてしまいます。
なので、ボックスレンチをAmazonで購入。手に入るまでちゃんと使えるか不安でしたが投資としては安いものです。
うまくはまりました。
2座のシートを固定しているボルトを外していきます。
すべてのボルトが外れたのですが、スライドドア側の1座のシートを外さないと、動いてくれません。・・・
そこで、1座のシートを外そうとしたのですが、今度はボルトがきつくて回りません・・・
3つあるボルトの真ん中の大きいやつです。シートの固定に3本もボルトが要るの??
使えるのは手元のラチェットレンチぐらいなので、八方ふさがりです。
ここは、小学校で習ったてこの原理で、柄を長くしてトルク(力)を出しましょう。
Amazonで都合よくそんな物は売ってません。
なので、パイプを柄に突っ込んで長くする作戦です。
ホームセンターに行って物色します。
水道管・・肉厚で丈夫さでは抜群。でも細いのと高い。
鉄管・・・ちょっと太めだが安くて予算内。だけど長い!3m?ほどある。切るか?
パイプ家具・・パイプとか接手とかがシステム的に組めて家具が作れるってやつ。
内径も長さ・価格500円ぐらい 条件にピッタリ
かなりきつく締まってます。作戦成功です。バキッと音がして何とか回りました。
回ってしまえばこちらのものです。
シート二つを外して
とりあえず、ストレッチャーを突っ込んでみる。
懸念は、最後尾の車椅子にスペースがあるのか?です。
運転席の後ろにあるバーをうまく避けて、前よりに押し込めば、十分にスペースが確保できそうです。やったー
まだ、課題があります。外したシートが置けるのか?
小雨降るのか車を移動して倉庫をゴソゴソして、OKそうです。
では、外した1座のシートを元に戻してと。
ほぼ、完成です。
ちょっと運行してみて、問題ないようであれば、構造変更します。
車検の度にシートを戻すのは、かなり面倒ですよ。
これで効率よく仕事が回りますでしょー