故障により搬送された!

7月某日 一日の搬送も終わり事務処理をしていると、常連のお客様から電話。

「○〇大学病院から帰りたいのですが、車空いてます?」

「はい、空いてますよ。20分ほどで着きます」

支度を整え、エンジンをかけると、何やらモーターが回るような音。

ん?

EVでもハイブリッドでも無いのに変だな? と思いつつ、指定の病院へ出発。

途中、バッテリーの異常を示す警告灯が点く。

川崎の介護タクシー 故障

どういう意味の警告だ?電圧が下がった? などと不安を持ちつつ、○〇病院に到着。

車から降りた瞬間、「う、臭い。なんの匂いだ?」ゴムが焼けたような匂い。

何とかなるかな?

リフトを下ろし、お客様を乗せて出発! 。

だが、いきなり、カーナビが再起動。

おかしい。

坂を下り、近くの薬局に駐車し、処方箋を出して車に戻ると・・・

エンジン、止まってる!。 セルも回らない!。 電装関係が死亡した模様・・

まずは、お客様に状況を説明。

たまネットのメンバーで空いていそうな人を探して、のぼりと介護タクシーさんを捕まえる。

トヨタのディーラーに状況を説明し、レッカーの電話番号を聞き出す。

一応、保険のレッカーサービスにも電話するが捕まらないので、ディーラーのレッカーを捕まえ、40分ほどかかるとの事。

薬局の人にも事情を説明しとく

のぼりとさん登場してくれたので、お客様を移乗させなければいけないが、固定装置はバッテリー切れだと解除できない。たまネットの緊急時の書類に解除方法があったので、スマホで方法を確認。

川崎の介護タクシー 故障

車載装備のレンチでボルトを外すと、固定装置が解除されるしくみ。

大人二人で車椅子の女性を力業で降ろし、何とか移乗。お帰りをお願いした。

20分ほど待つとレッカー登場。

レッカーが持参のポータブルバッテリーをつないで、レッカーに乗せるまではエンジンかけようとするも、ポータブルバッテリーの容量もない・・

しょうがないので、大人二人で何とかハイエースを動かして、ウィンチで引っ張り上げる。

川崎の介護タクシー、故障、レッカー

いつも行く、トヨタのディーラーに連れて行ってもらい、早速整備の人に見てもらうとやはり、オルタネータが死亡。バッテリーの容量もゼロ。

バッテリーは新品を購入。オルタネーターはリビルド品。翌日に作業をしてもらい、二日後には修理完了。レッカーはディーラーの会社のという事で無料。部品と作業で総額12万円なり。

そろそろ、車の変え時なのだが・・